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vol.06 | 2016.10.6

「牛を飼う球団」に学ぶ 常識にとらわれない経営 講演レポート KOBiz!セミナー第6弾は、産経新聞社 記者で「牛を飼う球団」(小学館)を書かれた喜瀬 雅則 氏をお招きして開催いたしました。     日本の独立リーグの状況を、地域密着・働き方の変革・国際化など独自の切り口でお話いただきました。「牛を飼う球団」で取り上げられている高知ファイティングドッグスの事例はもちろんのことですが、四国アイランドリーグplusや北信越・関東のBCリーグの事例なども、数字を交えて紹介。喜瀬さんの20年以上にわたる豊富な取材量の一端をうかがい知ることができました。 ​   高知ファイティングドッグスと、高知県を取り巻く環境など、けして恵まれた環境とは言えない中で、単年度黒字を出した球団の取り組みの背景にあるものは「地域、町や村の中に入っていく」姿勢。これはほとんどのビジネスにも言えることで、参加された皆様にも大きなヒントになったのではないでしょうか。また、「地域のことは地域の人が一番よくわかっている」という言葉も非常に印象的でした。    また、質疑応答でも多岐にわたる内容に対応いただき、野球愛に満ち溢れた喜瀬さんの回答は非常に濃い内容でした。あっという間の2時間超で、正直、時間が足りなかったですね。   お忙しいところ、お話しいただきました喜瀬さん、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。 喜瀬 雅則 産経新聞社 記者 「牛を飼う球団」 著者 ​ 1967年兵庫県生まれ。新聞記者。関西学院大学経済学部を卒業し1990年に産経新聞社入社。1994年からサンケイスポーツ運動部で野球担当となり、各球団担当を歴任。2008年に産経新聞運動部に異動し、プロ、独立リーグをメーンとした野球担当を務めてきた。夕刊連載「独立リーグの現状 その明暗をさぐる」で2011年度ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。2015年に「牛を飼う球団」(小学館)を執筆。著書多数。