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vol.09 | 2017.4.20

スポーツマネジメント3.0 講演レポート KOBiz!セミナー第9弾は、日本のスポーツマネジメント界の第一人者である広瀬 一郎 氏をお招きして開催いたしました。     2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2021年のワールドマスターズゲームズ関西とビッグイベントが続く3年間、ゴールデンスポーツイヤーズに向けてどう捉えるべきか、についてお話しいただきました。    まず、2002年のサッカーワールドカップ日韓大会が成功したのか、という問いからスタート。なにをもって成功と捉えるのか指標について、あらためて考えさせられました(みなさんもぜひ考えてみてください)。また、未だに「敵」という認識や表現を例にとって、日本のスポーツ文化度を向上させるカギは「スポーツマンシップ」であるというお話しも、非常に納得できる内容でした。    タイトルにもある「スポーツマネジメント3.0」の考え方も「1.0」「2.0」と比較しながら解説いただきました。3.0の3つの要素については、ここでは触れませんが大きなヒントをいただきました。 個人的に気になったキーワードを。 ・経済波及効果は検証されない ・過去の事例では五輪開催年は観光客が減少する ・オリンピックを利用する戦略 ・スポーツ産業の新たなリスク ・社会的な問題解決の手段として考える    90分という限られた時間ではもったいないほどの非常に濃い内容でした。   お忙しいところ、神戸までお越しいただき、お話しいただきました広瀬さん、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。 ​ 広瀬 一郎 氏 東海大学国際教育センター 教授 スポーツ総合研究所株式会社 所長   電通(トヨタカップ、FIFAワールドカップ担当)を経て、スポーツナビゲーション(現・Yahoo! SPONAVI)を代表取締役として設立。その後、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)上級研究員として、数々のスポーツ関連プロジェクトに従事。   2003年、スポーツマネジメントスクール(SMS)を立ち上げ、以降12年間に渡りスポーツマネジメント人材を多数育成し、現在では履修生のうち350人を超える人材がスポーツ業界で活躍中。